京都市域のオーバーツーリズム課題を背景とした、京都府の周辺エリアの観光ブランディングプロジェクト。「もうひとつの京都」の共通資源である「食」を活かし、その背景にある歴史・文化との関係も楽しむ「ガストロノミーツーリズム」をテーマに活動を展開。府域の資源や魅力を探索・発見・発信しながら、地域の生産者や料理人、加工事業者等が連携・共創して、これまでにない体験ベースの商品を開発。地域主体の「食」と「コミュニティ」を通じた、もうひとつの京都地域のエリア・ブランディングを支援・推進した。
What We Do
ポイント
- 地域事業者の主体的な活動をデザインツールを用い伴走型のファシリテーターとして支援し、そのプロセスを通じたコニュニティ形成に寄与。
- その過程とアウトプットをメディアを通じて発信し、府全域の「食」ブランディングを実現。
施策
- Webサイト「食らし旅」企画・設計・運営
- 地域の編集部コミュニティの擁立・取りまとめ
- 地域事業者コミュニティ「海の京都料理LABO」設立
- 「海の京都料理LABO」ワークショップ企画・運営 ・新しい体験コンテンツ開発のためのメンタリング支援
成果
- 地域における活動主体者の発見(「食らし旅」編集部、「海の京都料理LABO」参加事業者およびその周辺)
- 新たなコミュニティの形成。
- 自発的な活動に向けた下地 ・体験コンテンツ(商品)の造成
- 地域の「食」ブランド価値のさらなる向上を通じた観光消費額の増加による地域活性化の実現